健康食品の問題点

健康食品で栄養素を補助する場合、
過剰摂取してしまうことがたまにあり、また成分についての問題も多数あります。
ここでは健康食品の問題点について紹介します。

過剰摂取による問題

健康食品で栄養素を補助する場合、消化吸収が高いため、
普通に食事で摂る栄養素の量を超えて過剰摂取してしまうことがたまにあります。
とくにカルシウムや鉄などは、内臓に沈着を起こしてしまうことにもなりかねません。
そればかりか、ビタミンの中には他の栄養素と組まないと吸収されないものもあるので、
食間にサプリメントだけを飲んでいても、栄養にならないこともでてきます。
またカルシウムはビタミンDやビタミンKの助けがないと吸収には結びつかない
という条件などもあり、一筋縄ではいかないものです。

副作用

健康食品の宣伝文句には、
自然だから、天然だから、
などといって副作用を心配しなくていよいような記述がみられます。
しかし、健康食品や民間療法も、決して安全とはいえません。
中にはプロポリスで危うく生命を落としそうになった例や
アトピーの民間療法でお子さんが亡くなった例があります。
医薬品と異なり、副作用の報告義務もなくその成分の保障もない為、
いろいろな不純物が含まれていたり、表示されていない成分が加えられていたりするものもあります。

医薬品との組み合わせ

健康食品の中には医薬品と相互作用のあるものもあります。
医療機関より処方された薬を内服している人がある健康食品をとったことで、
体の具合が悪くなるという可能性もあるのです。
たとえば、クロレラはビタミンKを含んでおり、
ワーファリンという薬の作用を減弱してしまいます。
クロレラを飲めば病気がよくなると信じていた人が、実はかえって病気を悪化させていたということになります。

マルチ商法

最近はマルチ商法まがいの健康食品販売が現れてきました。
その販売方法は、販売員が知人らを知人をセミナーに参加させ、
勧誘して顧客とし、その販売網をピラミッド型に形成していくものです。
人によってはこれをネットワークビジネスと呼んでいます。
「健康になると同時にお金持ちにもなれる。
」などという甘い言葉に踊らされ、
お金も友人も失ってしまった、などということにならないように注意が必要です。